産総研 情報・人間工学領域シンポジウム「IoTとセキュリティ」

国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下産総研)情報・人間工学領域は、「人と共栄する情報社会の実現」をテーマに、産業競争力の強化と豊かで快適な社会の実現を目指して人間に配慮した情報技術の研究開発に取り組んでいます。情報・人間工学領域シンポジムは、当領域の研究開発の成果をご紹介する会議シリーズで、今回は「IoTとセキュリティ」をテーマにしたシンポジムを開催いたします。会場ホワイエではポスタ展示による研究のご紹介も行います。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

開催概要

開催日時:2016年3月7日(月)13:00-17:00 (開場 12:30-)
開催場所:秋葉原コンベンションホール(東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F)
主催:国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報・人間工学領域
参加費:無料
参加申込:事前登録制(受付終了させていただきました)

プログラム

※プログラムは都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。
(予定・敬称略)

司会:情報技術研究部門 副研究部門長 錦見 美貴子

13:00-13:05 開会挨拶 情報・人間工学領域 領域長 関口智嗣
13:05-13:15 来賓挨拶
経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課長
渡邊 昇治
13:15-13:55 基調講演
「IoTと情報・物理セキュリティ技術」
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 および 先端科学高等研究院
松本 勉
13:55-14:15 講演
「IoT セキュリティへの産総研の取り組み」 [講演資料]
情報技術研究部門 研究部門長
田中良夫
14:15-14:35 研究紹介1
「IoT 時代の組込みシステムセキュリティ」 [講演資料]
情報技術研究部門 サイバーフィジカルセキュリティ研究グループ
研究グループ長 大崎人士
14:35-14:55 研究紹介2
「10~15 年後を見据えた IoT アーキテクチャの要件と展望」 [講演資料]
情報技術研究部門 サイバーフィジカルウェア研究グループ
研究グループ長 大岩寛
14:55-15:15 研究紹介3
「秘匿検索技術とそれを支える高機能暗号技術」 [講演資料]
情報技術研究部門 高機能暗号研究グループ
主任研究員 縫田光司
15:15-15:35 研究紹介4
「IoT のセキュリティとソフトウェアの高信頼化技術について」  [講演資料]
情報技術研究部門 ソフトウェアアナリティクス研究グループ
研究グループ長 森彰
15:35-16:05 コーヒーブレーク兼ポスタセッション
(ポスタタイトル一覧をご参照ください)
16:05-16:25 企業セッション1  [講演資料]
「自動車部品メーカとしてのセーフティ&セキュリティの活動紹介」
株式会社デンソー 電子基盤システム開発部
セーフティ・セキュリティ技術開発室 室長 早川浩史
16:25-16:45 企業セッション2  [講演資料]
「生命科学・ヘルスケア分野における情報解析オープンプラットフォーム Garuda」
特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構
シニアリサーチャー松岡由希子
16:45-17:00 閉会挨拶 情報技術研究部門 副研究部門長 寳木 和夫

展示ポスタタイトル一覧

講演概要

基調講演 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 および 先端科学高等研究院 松本 勉
「IoTと情報・物理セキュリティ技術」
あらゆるモノがネットワークにより繋がり新しい価値を創造する今後の情報社会(IoT)が成り立つためにセキュリティは必須であるが、新たに必要となる技術は何であろうか? IoTに求められる高度な情報・物理セキュリティ技術につき考える。

講演 情報技術研究部門 研究部門長 田中良夫
「IoT セキュリティへの産総研の取り組み」
あらゆるものがネットワークに接続され、サイバー空間と物理空間を連動させてサービスを創出するIoT のセキュリティ上の新たな脅威を分析し、必要なセキュリティ対策を俯瞰的に示しつつ産総研が取り組む研究を紹介する。

研究紹介 1 情報技術研究部門 サイバーフィジカルセキュリティ研究グループ長 大崎人士
「IoT 時代の組込みシステムセキュリティ」
セキュアな社会を実現するには、ものづくりの入口である企画・設計の段階からセキュリティ対策に取組むべきである(security by design, SBD)。我が国のサイバーセキュリティ戦略(2015 年 9 月閣議 決定)にも、SBD は新たに明記された。SBD の考え方にもとづいて、組込み業界とセキュリティという異色の組合せをこれからどのように実現すべきか、技術紹介を交えながら研究現場からの提案を述べる。

研究紹介 2 情報技術研究部門 サイバーフィジカルウェア研究グループ長 大岩寛
「10〜15 年後を見据えた IoT アーキテクチャの要件と展望」
IoT に代表される「情報空間と実(フィジカル)空間の統合」の概念は、今後の情報処理の考え方の基盤として普遍的なものとなっていく。IT 分野、特にインフラ技術の発展のこれまでの経緯を踏まえながら、10〜15 年後にもきちんと動き続ける IoT 基盤の将来像を先回りして考える。

研究紹介3 情報技術研究部門 高機能暗号研究グループ 主任研究員 縫田光司
「秘匿検索技術とそれを支える高機能暗号技術」
IoT の発展には、秘匿性の高いデータの有効利用が鍵となる。検索内容を秘匿にしたままデータベースの検索を可能とする秘匿検索技術について紹介する。秘匿検索技術をはじめとする暗号化状態データ処理技術においては、準同型暗号や関数型暗号などの高機能暗号技術が重要な要素技術となるため、これらの技術についても解説する。

研究紹介4 情報技術研究部門 ソフトウェアアナリティクス研究グループ長 森彰
「IoT のセキュリティとソフトウェアの高信頼化技術について」
近年問題となっているIoTのセキュリティに関する事例を紹介し、それらの問題の解決に資するソフトウェアの高信頼化に必要となる技術を検討しながら、産総研における技術開発の成果と方向性を説明する。

企業セッション 1 株式会社デンソー 早川 浩史氏
「自動車部品メーカとしてのセーフティ&セキュリティの活動紹介」
クルマの IoT 化や自動運転の高まりで車外とクルマとのつながるサービスが進展しつつある。一方、サイバーセキュリティの重要性が増している。本講演では車載電子システム開発におけるデンソーの活動を紹介する。

企業セッション 2 特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構 松岡由希子
「生命科学・ヘルスケア分野における情報解析オープンプラットフォーム Garuda」
生命科学・ヘルスケア分野では、高次元のデータを扱う広範囲な解析技術が必須である。各種データの収集から、AI を含む解析技術をつなぐオープンプラットフォーム Garuda Platform を紹介する。

問合せ先

本件に関するご質問は下記までご連絡ください。

  • 産総研 情報・人間工学領域シンポジウム事務局 iot-sympo-ml@aist.go.jp