ポリシーステートメント


情報技術研究部門 ( ITRI: Information Technology Research Institute ) 
ポリシーステートメント

情報技術研究部門 研究部門長 田中 良夫

1. 研究ユニットのミッション

情報・人間工学領域のミッション達成に貢献する。第5期中長期計画における柱となるような新たなコア技術の研究開発を進め、研究開発アセットとして第5期中長期計画に継承させることをミッションとする。

2. 研究ユニットの研究開発の方針

(1)中長期目標・計画を達成するための方策

企業との資金提供型共同研究やNEDO等の公的資金によるプロジェクトの大型化を図って予算や人的資源を効率的に投入し、目的基礎研究から橋渡し研究までのポートフォリオを適切に組んで、論文発表および企業資金の両方で目標達成に貢献することを目指す。

(2)平成 30 年度の重点化方針

「ビッグデータを高速に処理する基盤技術」については、NEDOプロジェクトと東工大 OILを重点的に進める。「安心して利用できるサイバーフィジカルシステムを実現するセキュリティ」については、産業サイバーセキュリティの中核的研究拠点の構築と、高機能クラウド暗号の目的基礎研究、住友電工―産総研サイバーセキュリティ連携研究室における橋渡し研究を重点的に進める。「価値の創出と向上に資するコンテンツ技術」においては、JST戦略的創造研究推進事業(ACCEL)採択課題「次世代メディアコンテンツ生態系技術の基盤構築と応用展開(H28-H32)」を重点的に進める。

3. 研究ユニット内マネージメントの方針

(1)運営方針と体制、他領域、他ユニットとの協力

【運営方針】
高い学術的成果を出すことや研究成果を事業化につなげることなど、研究者としての本質に立ち返って個々人が目標を設定し、達成に向けて研究を進め、結果として部門全体で高い成果が達成されることを目指す。

【体制、他領域、他ユニットとの協力】
領域内・領域外の研究ユニットと積極的に協力する。特に、人工知能研究センターとは、産総研・東工大実社会ビッグデータ活用オープンイノベーションラボラトリ、世界最高性能人工知能用スーパーコンピュータの導入、領域内外国人研究者による連携プロジェクト AIST ICT International Team の活動などを通じて日常的な研究交流を図る。

(2)成果の発信、普及の方針

学術的な成果については、Impact Factor のついた雑誌あるいは Google Scholar のサブカテゴリ上位 20位に入る国際会議や雑誌など、質の高いことを客観的に示すことができる方法で発表することをめざす。

(3)個人評価(短期評価)の方針として重要視するもの

学術的貢献、企業資金的貢献、人材育成的貢献、研究支援的貢献、国際貢献など多様な軸で評価する。特に、学術的貢献と企業資金的貢献を重要視する。

(4)論文 TF アクションリストへの対応

学術的成果の創出が少ない研究グループについては、年間計画作成時に研究グループ長が論文執筆計画を確認し、その後も毎月進捗状況を確認する。遅れ等あれば研究ユニット長に情報を共有しつつ遅れを取り戻す対策をとる。

4. リスク管理・コンプライアンスに関する基本的考え方と具体的な取り組み

情報という研究に携わる者として、特に情報セキュリティに関しては、我々自身のリスク管理やコンプライアンスが致命的な結果につながりかねないことを強く意識し、コンプライアンス遵守につとめる。また、適正な事務手続きを遂行するため、ユニット長とユニットスタッフおよびグループ長らによるダブルチェックを履行する。

5. 人材育成の取り組み

研究者人材の育成・強化のため、リサーチアシスタント制度を積極的に活用する。また、大学、企業等の研究機関と連携し、クロスアポイントメント制度を活用した重点分野の研究体制強化を図りつつ、人材育成に取り組む。

6. 業務改革への取り組み

第5期中長期計画に向けて研究ユニットや領域にまたがる研究課題の創出、 体制づくりを目指し、分野融合的なテーマでワークショップを開催する。特に人工知能研究センターとは、人工知能の品質やセキュリティに関するテーマで継続的にワークショップを開催し、セキュリティ研究拠点で取り組む課題に位置付ける。

以上